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「調味料っていってもねえ、特別なものは何も入れていないんですよ」
といいながら見せて下さったのがこのハンバーグ用スパイス一式。
ギャバン胡椒の缶に入れられた各種スパイスの中身は残念ながらお教えできませんが、伺ったところでは確かに親しみあるスパイス達でした。要するに「変わったことをしなくても、丁寧に仕事をしていくと美味しいものができる」ということなのでしょう。プロならではのこだわりを随所に見せながら、ハンバーグ作りの始まりです。
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スパイスを入れたボールに、パン粉、卵、そして「メッチャメッチャ細かく切った」タマネギが投入されたところ。
〜ご家庭でお作りになるときにも、こういった大きなボールを使うと仕事がやりやすいですよ。〜
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新鮮なひき肉(合挽きだそうです)を投入し、混ぜ合わせます。
「お肉の種類や、状態や、油の量などでとても味が変わるのがハンバーグ。昔から付き合っているお肉やさんと、長年かけて見つけた“カリー軒の肉”というものを納品してもらっています」
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コネの作業をしっかりと行なっているところ。
手の熱が肉に伝わらないように、手早くしっかりと作業しています。 |
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「手で覚えているので、何分とか、どの位とか、口では言えないんですよね」とご主人。コネた肉をつまみ粘りの状態を確認して、数回コネ加え。さあ、ハンバーグの第一段階コネの部終了です。
カリー軒では、この生地を作り置きせず、だいたい1〜2時間で使い切り、その度に作り直していくそうです。
いつもフレッシュな生地を使うのも、カリー軒ならではの美味しさの秘訣ですね。
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カウンターにお座りになった方ならご覧になったこともあるでしょう「ペタペタ形作り」の行程中。しっかり「ペタペタ」して形作ります。
一般には「ハンバーグの真ん中をへこませる」ことが多いようですが、カリー軒では真っ平らに成形。このことにより、しっかり全体に熱が回り肉汁を閉じこめることに一役買っているそうです。
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「開店以来(30年来)使っている」というカリー軒の味を生む大切なフライパンを、しっかり熱して、いよいよ火にかけます。
ハンバーグの周囲も表面もキレイに平らに形作られているのに注目、これが肉汁閉じこめの秘策。
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セオリー通り、まず片面に焼き色を付けます。
こまめにフライパンを動かしハンバーグの配置を替えながら、手早くむらなく焼き色を付けます。 |
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焼き色を付けて、ひっくり返した瞬間。素晴らしく食欲をそそる小麦色に焼けています。
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その後、弱火でじっくりと火を通します。
始めは真っ平らだった(上写真)ハンバーグの表面が、火が通るにつれとてもふっくらとしてきていますねえ(^.^) 肉汁がたっぷりと含まれているのが伝わってくるようです。
ご主人は、箸で表面に軽く触れ、出来上がりのタイミングを見計らっています。
だいたい火にかけ始めてから10〜15分、いよいよ、いよいよです。
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カリー軒手作りのソースとマヨネーズをかけてさあ完成。ソースの乗った瞬間から、美味しい香りが店内に漂うのですわねえ(^_^)
実は30年前の開店当時から、野菜の配置からなにから見た目も全く変えていないんだそうです。このひと皿盛りがまたカリー軒らしさですよね。
実は筆者は付け合わせのスパゲティーの大ファンです。このスパゲティーがまた、昔懐かしさを感じさせながら忘れられない美味しさなんですよねえ。
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くぅーっ!
この肉汁。肉汁。た、たまりません。
取材をさせていただいて感じたのは「一つ一つの仕事を丁寧に、しっかりと作業していらっしゃる」ということ。変わったことはしていないとおっしゃるご主人ですが、その仕事ぶりこそが「名人芸」と感じた次第です。
サラダのドレッシング、スパゲティーソース、そしてハンバーグソースなどなど味付けの“肝”の部分ももちろんカリー軒の手作り。さあ、美味しいを楽しみに行きましょう!!
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